半日のドイツを経て、イタリアへ向かう。
フランクフルト20時発のアリタリア(AZ419便・エンブラエル175)。
この飛行機の操縦の荒いこと!
まずタクシーウェイを走るスピードがえらい速い。
しかもそのスピードのままグイッとか曲がるもんだから横転しそう。
滑走路に入った瞬間にも、まだ正対してない段階から
ジェットエンジン全開にふかし始める。
おいおい、大丈夫かなー。
上空でもグイグイ旋回するし
実際どうなのか分からないけど凄く「飛ばしてる」感じがする。
ミラノへの到着時間も早かったし。
そして思った通り着地もドスーンと派手。
このパイロット、早く帰ってマンマのパスタが食べたかったんだろな。

観るハズだったインテル×ボローニャがまさに
行われてる時間にミラノ・リナーテ空港に到着。
上空からサン・シーロ見えないかなと探したけど見えなかった。
いつもマルペンサ空港なのでリナーテは初めて。
イタリア国内線や短距離国際線が中心の空港。
ミラノ市街には近くて便利。
バスでミラノ中央駅へ。
ちょっと遠いかな、とは思いつつも徒歩でホテル向かう。
途中で、「あら、思ったより遠いかも?」と後悔。
が、既に遅い。
駅ならともかく流しのタクシー捕まえるのはほぼ不可能。
地図をプリントアウトした紙を片手に
スーツケースをガラガラやってる二人を見かねてか
”マルコ”って奴が声掛けてきた。
やけに馴れ馴れしいが、まぁここはイタリア
こんなもんかなー?
途中で、俺んちここだから、と去って行った。
奴がこの先だよ、と言ったのを信じて進む。
しかし、目的のホテルらしきものは見当たらない。
外国では最大の目印である通りの名前も見付からない。
やっべー。
完全に路頭に迷った。
捜索範囲を広げてみる。
でも、プリントアウトしてきた地図に記されてるポイントからは
遠のく一方で不安も増すばかり。
時間も時間、疲労も有って途方に暮れる。
周囲は薄暗いし、人通りも無い。
もしかしたらコレ、危険な状況かも知れない。
そんな時、救いの神が現れた。
感じのいい兄ちゃんが寄ってきた。
ホテルが見付からないこと伝えると
スマホで調べ始めてくれる。
「ここから1kmくらいあるよ」だって。
なに~!
地図のアテになら無さも勿論だが
先のマルコの案内は何だったんだ-!(怒)
そしたら彼、そこに自分の車があるから乗せてくよ、と。
うわぁ、有り難い。
今思えば、マルコの後だけに簡単に信じるのは危険だったかも知れない。
でも当時の心境では無条件に助かった、と思った。
車のトランクに2つのスーツケースをギリギリ押し込む。
車内でいろいろ話す。
彼の名はキコ(本名クリスティアーノ)。
なんでも、1ヶ月ほど日本に留学したことが有るそう。
どこって言ったかな?知らない地名だけど奈良だったと思う。
そんな縁もあって日本人らしき僕らに声を掛けてくれたのだろう。
「ミラノ中央駅から歩いたのかい?」
と尋ねられるので
「うん、歩いてきた」
と答える。
「Fan!」って笑われた。
クレイジーって言われないだけよかったか・・・。
「ここが僕のオフィス」
っていうとこ通ってまもなくホテルに着いた。
とにかく、とにかくキコに感謝。
疲れて、寒くて、不安な時に本当に助かった。
あ”ぁ、メールアドレスくらい訊いとくんだった。
なんて気が回らなかったんだろう。
ようやく着いたホテル。
シャワールームが残念。
外国ってどうしてこういう
シャワーのお湯がだだ流れになる造りのとこが有るんだろう?
一帯がビチャビチャになって困るわぁ。
旅行初日、長い長い2月17日が終わった。
始動が深夜1時羽田発の飛行機で
時差の関係で8時間がプラスされ
時差ボケの中ドイツを経て
最後の最後でミラノで路頭に迷うという。
心身ともに疲れ果て
ただただ後は寝るだけでした・・・。
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